千駄木でスケルトンのマンションリフォーム
施工前
2010年施工
築15年の77㎡の中規模マンションでのスケルトンリフォームです
手狭な下階から広い上階への棟内の住み替えです
高さ制限のためセットバックとなっており天井高さが低めのうえさらに大梁・小梁がかなり多くあります
動線に多少無駄があるものの既存のプランに若干手を加え住設を交換し内装のフレッシュ程度にする予算優先プランか、大胆に住設の位置を変更したプラン重視にするかの2パターンで検討を始めました
主なご要望は床暖房の敷設、広めのユニットバス、ご夫婦それぞれの個室、畳スペース確保
数社の相見積もりでしたが、弊社の過去のお客様の紹介でした
紹介して頂き不快な思いをしていただく訳にはいきません気合が入りました
施工後
恐らく他社はコスト優先プランで来るだろうという読みでプランとデザインで勝負することにしました
大人2人ですのでプライベートと共有スペースの区別はハッキリさせました
共有スペースではできるだけオープンで快適なプランにしました
配置は回廊型にし生活パターンの違いに対応できるようにしました
キッチンの位置は大きく変わらないものの吊戸棚のない開放的なものへと変更しました
ドア・折れ戸などの建具やフローリングはナチュラル系でまとめました
家具の扉はシナ合板にクリアー塗装です
個室はそれぞれ壁一面にアクセントとしてエコカラットを貼りました
壁面を多くしそこに折れ戸を設けてたくさんの本やDVDが収納できるよう工夫しています
リビング入り口のドアはなくバルコニーからリビング・廊下を通り玄関まで常に風が抜けるようになっています
玄関を入りすぐ左に洗面化粧台があります
あえて洗面室として区切らずインテリアとしてデザイン的にアピールしています
ご予算は当初よりオーバーとなりましたがプランがダントツというお話をいただき契約となった会心のマンションリフォームとなりました
ご紹介頂いたお客様にも驚いていただけお褒め頂き嬉しかったです
問題点
キッチン用の縦配管が占有部の中心にあるためキッチン移動の範囲が限定されます
対面キッチンではリビングの奥行きが小さめになってしまいました
低い天井に梁が通っているため換気ダクトの切り回しが困難でプランが制限されました
しかしながらマンションリフォーム特有の難しさを乗り越えての完成でした
実働28日間 工事代金 約¥8,000,000
木場のマンションでスケルトンリフォーム
施工前
2011年施工
築12年の66㎡のスケルトンリフォームです
江東区内のリフォーム工事で施工管理がしやすい現場です
北側はウレタン断熱が施されているにも関わらず結露が原因と思われるカビが発生しています
玄関は通常のマンションサイズですが5人家族に対して狭く靴が溢れてしまっています
個室のクローゼットが部屋の奥に位置していて折戸を開閉するために物が置けない状態になっており空間が無駄になっています
座卓を使い床に座る生活習慣のようです
廊下からリビングへの入口ドアはつけないと家族会議で決まりました
ご要望は内窓の設置とトイレを広くすることと畳を使用したいということのみであとは弊社にお任せです
施工後
北側の壁の内側に断熱ボードを使用し、仕上げ材には調湿機能のあるエコカラットも使いました
内窓も取付けましたので結露についてあとは換気など生活習慣次第です
リビングドアを設置しないため玄関から直接視線が入らないようストレートだった廊下に変化をつけました
個室のクロゼットは部屋の入口横に設け奥の壁が有効に使えるようにしました
こうする事により入口ドアのために空けておかないければいけない空間をクローゼットと共有できるため無駄がなくなります
リビング横に床段差なしで畳を設けました
これにより座卓による生活が無理なくマッチします
畳の部分を個室としても使えるように可動間仕切りも設置しています
また、床に座ることにより視線が低くなるため室内に圧迫感がでてしまいますので対面キッチの吊戸棚は付けずに上空を開放的にして違和感をなくしています
問題点
元々の床仕上がりがコンクリート直貼りで給水給湯の配管方式は過渡期のヘッダー方式がとられていました
現在では殆どが二重床や二重天井の中を配管していきますのでそれほど問題になることはありませんが、今回は床のコンクリートの中を通している事が問題でした
それの何が問題かといいますとコンクリート中を配管するということはどこかでコンクリート上に出てくるということです
もし、計画で大きく間取りを替えて以前は水周り関係だったところを廊下や居室にした場合、部屋のなかに配管が出てきてしまう事になり、プラン変更を余儀なくされる訳です
基本的にコンクリートを壊したり削ったりすることはできませんので配管の移動はできません
今回は配管方式を変更し計画通りのプランで完成しましたが90年代後半で床の直仕上げマンションは年数的にもこれからリフォーム対象として増えてきますので気をつけなければなりません
実働26日間 工事代金 約¥5,750,000
大島で中古マンションのスケルトンリフォーム
施工前
築30年・63㎡の入居前のスケルトンリフォームです
今回は訳あって既に中途半端な解体工事がされていました
難しく面倒な水周りの撤去が放置状態でした
築年数が経っているので結構中央部分でコンクリートの床が下がっています
リフォームプラン自体はお客様が既に決めており、弊社は細かな寸法など納まりを考慮するだけのリフォームです
システムキッチンやユニットバスなどの住宅設備機器・ドアやフローリングなどの色やグレードなども既に決まっていました
今回のポイントは天井高さをできるだけ高くしたいと言うことで床組式をコンクリート直貼り仕上げに変更します
隣戸の音を遮音したいということで境界壁には遮音工事を施します
壁などの配置にミリ単位の納まりが要求されており慎重に工事をする必要があります
施工後
プラン的には多少収納の位置が変わったもののその他は大きな移動はなく80年代の前半までのマンションに多くみられた配置になりました
新しいユニットバスの位置にはコンクリートの梁と天井に上階からの汚水管(当然床には下階への汚水管)がありました ユニットバスの天井に梁欠きと下がり天井をL型に加工する難工事がありましたが特別な技術を用いクリアしました
遮音壁はコンクリートから隙間を空けて壁を造作し、グラスウールを充填し更に遮音ボードを貼りました これでほぼ生活音は聞こえなくなりました
問題点
玄関の石貼りはお客様が直接知り合いの業者に依頼しましたが、割付寸法などとても施工できるものではなかったので、希望の形になるよう私が割り付け図を描き業者に渡すということになてしまいました
こういう場合、もし寸法などの間違いがあり納まらなかった場合、誰が責任を取ることになるのか難しい問題が発生してしまいます
コストダウンの為でしょうか、お客様が直接解体業者を手配し工事をさせたようです
しかし、残念ながらこのような状態では解体とは言えず弊社でも残りの撤去を行いましたのでコストダウンには全くなっていないと思われます
解体工事も施工の事を考慮しながら行う必要がありますのでこのような方法はできるだけ避けていただいた方がよいでしょう
実働25日間 工事代金 約¥5,200,000
